Career Path

学生時代
PCでのものづくりの面白さに覚える
大学の授業をきっかけにPCを使ったものづくりに面白みを感じ、SE職を目指す。フロンティアを選んだのは、安定成長かつ、大きすぎない規模感が気に入ったため。選考中、いろんな先輩社員と話す中で、「この人たちとならやっていける」と感じたのも大きな理由。
2004年
大手金融機関のグループウェア開発
大手金融機関のシステム開発の中で全国に散らばって作業を行う多くの開発者の作業支援を実現するグループウェア開発を担当。入社当初から試行錯誤しながらも、顧客との折衝をはじめ、新しい技術にも向き合いつつ独力でアプリケーションをつくるなど、積極的にチャレンジできた。その中でものづくりへの考え方、進め方を習得した。
2008年
金融フレームワーク開発
NTTデータに出向し、主に作業者として金融フレームワークの運用・維持を実施。この時、現在では当たり前の技術となっている「仮想化」という世界に触れ、その技術を蓄積したことが、今の仕事にも活きている。また、日本の金融の要となる重要なシステムに携わり、大きなやりがいを感じた。
2013年
WEBアプリ開発
リーダーとして教育サービス会社の評価・給与システム、クレジットカード会社の開発を実施。インドやベトナムなどオフショアとの協業が多く、外国人との異文化コミュニケーションに驚いたり、楽しんだり、苦悩したりしながらスピーディーな開発手法を経験。その中でリーダーとして様々なメンバーをまとめて開発を推進していく力を磨く。
2014年
企画調整担当〜人事担当
家族介護の必要があり、開発現場から一時離れて企画調整担当に。この時、会社の仕組みや経営および数字の見方を学べたことが、その後、リーダーとして開発現場に戻った時に役立つ。その後、3年間、人事担当を経験。500人以上との名刺交換を経て社内外に人脈が大きく広がったことや1000回以上の会社紹介によるプレゼン経験が大きな収穫となる。
2018年
クレジットカード会社のシステム開発
リーダーとして、3社のクレジットカード会社のシステム開発に携わる。経営を学んだ経験を活かし、具体的に自分がどれだけ会社に貢献できているか、品質はもちろん、数字としての結果を意識して開発を推進。また、社内外のメンバーをまとめる上では適材適所を意識し、より効率的な開発の推進に努めている。

これまでのキャリアを振り返って

高校時代からの僕の行動指針は、「自分にとっておいしいのか、おいしくないか」。これまでのキャリアを振り返ると、結果的においしい道を歩んできたと感じています。入社後4年間携わったのは大手金融機関のシステム開発の中でも、新しい技術が求められる部分の開発で、メンバーは全員20代。立ちはだかる壁は多かったものの、だからこそ、がむしゃらにチャレンジできました。その中でやがてリーダーになり顧客との折衝にも携わるように。なんとか及第点をもらえたかなと思っていた矢先、NTTデータへ出向し、それまでとは全く異なる分野の金融フレームワーク開発に取り組むことになりました。当初は右も左もわからない状況でしたが、苦労しながらも得たものは大きく、とりわけ仮想技術やクラウド技術を世の中に先んじて学べたことは面白く、「おいしい」経験でした。
十分に学び切ったと思えた時、異動願いを出し、WEBアプリ開発へ。ここではオフショアとの協業を通じて、メンバーそれぞれの得意不得意やプロジェクトの特性を見極めて適材適所に配置し、効果的にマネジメントする力が格段に身につきました。その後の人事担当などのスタッフ系業務も僕にとってその後のキャリアに活かせる経験に。最先端技術、広い人脈、経営、マネジメント力など、各異動先でつかんだ知見を今、リーダーとしてシステム開発を推進する中でフルに活かすことでき、自分の成長を実感しています。

今後のキャリア展望

開発リーダーとしては、メンバー全員のワークライフバランス達成のために、可能な限り効率的に働いて、利益を追求していきたいと思っています。また、最近はリモートワーク中心になってきているので、誰でもどんなところからでも、同じ品質の作業ができる環境をつくっていくのがこれからの挑戦であり、すでに取り組み始めています。
一方で、開発リーダーとしてマネジメントをメインにしながらも、ものづくりの醍醐味を味わいたい。そしてお客様の利益を向上させる提案を含めた開発や新規ビジネスを企画できるSEになりたい。それが僕の思いです。そのため今、システム開発業務とは別に、社内のビジネス企画に携わる活動に参加しながら、新しいビジネスの提案にも取り組んでいます。きっかけは、自分にとって「おいしそう」だと直感して参加した、社内の新規ビジネス企画のワークショップ。その直感は当たって、何か形にできればと、自分自身が胸踊る企画を画策中です。これがフロンティアの領域拡大につながっていけば最高ですね。