マイナンバーカード利活用アイデアソンから生まれたアイデア
NTTデータフロンティアでは、マイナンバーに関するシステム開発に携わっています。今回は、「マイナンバーカード」の利活用をテーマとして社内でアイデアソンを実施しました。
金融機関での利活用
家族が亡くなった際の相続手続きに関する金融機関での手続きが非常に煩雑であることが問題となっています。
いずれ、マイナンバーカードに住民票の情報が連携されてきた場合、家族であることをマイナンバーカードで証明できる時代が来ることをイメージしたアイデアです。相続人が複数いる場合でも、1人のマイナンバーカードで手続きが完了できれば、非常に利便性があがることでしょう。
民間サービスでの利活用
各種民間サービスを管理できるアプリにマイナンバーカードを連携させ、死亡時のマイナンバーカードの失効をトリガーに、家族に通知がいくアイデアです。
家族のマイナンバーカードでもサインインすることができるよう、生前、ユーザーの意思で事前登録しておくことができ、家族は、ユーザーの死亡後の通知で本サービスを知ることができ、手続きが必要なサービスを確認することができます。
サービス提供側も手間のかかる本人確認が簡略化され、料金未払いやユーザーからのクレームを防止し、より付加価値を付けたサービスにすることが可能です。
サービスイメージ
個人契約に紐づいてるサービスや、行政が持っている戸籍情報などを紐づけるプラットフォームサービスです。バラバラに管理されている情報を紐づけることで、安全に本人認証が実現され、多種多様なシーンで活用できます。
将来的な法整備と情報連携が進むことで、実現が期待されるアイデアとなりました。