ボランティア活動
NTTデータフロンティアでは、CSR活動の一環としてボランティア活動を行っています。
ボランティア活動の例として、HelloWorld〜小学生向けにプログラミングを教える活動〜をご紹介します。
コンセプト

HelloWorldは、SEとして身につけたスキルを使い次のコンセプトをもとに活動してます。子供たちや先生に喜んでもらうことはもちろん自分たちも楽しんで仕事とは違う時間を経験してます。
- 小学校プログラミング教育の一助としての存在を目指す。
- 学校現場と交流する。
- 社会貢献について考える、身に付ける。
授業
海外の日本人学校、島しょ部の小学校など、プログラム授業ができる人材の確保が難しい学校をオンライン授業で支援しています。Scratchを使ったゲーム作りやPepperを使った学習発表など、子どもたちも楽しみながら学べる環境を作っています。


「やりたいこと」とコンピュータが理解できる「プログラム」とのギャップに子どもたちは戸惑います。
講師たちは「答え」ではなく「やりたいこと」を分解して「プログラム」に組み立て直すヒントを出します。
なんども失敗しながら「やりたいこと」の構造に子ども自身が気づき、プログラムが思い通りに動くよろこびを感じられるような授業を心がけています。
2021年度まではScratchを使った授業のみを提供していましたが、2022年度は島しょ部の学校よりPepperを使うための支援をしてほしいと要望をいただき、Robo Blocksを使った授業も行いました。
最初苦手意識を持っていた生徒も、「明日、プログラミング?」「やった!」と声が上がるまでになりました。
メンバー
各メンバーが、普段は様々な仕事をしながら、業務後や休日の時間を使って活動しています。
活動の様子
定例ミーティングを隔週(授業前は毎週)オンラインで実施し、進捗確認や作業分担を行っています。
例えば、授業用の教材を作る場合は、プログラムを作る人とプログラムを組む工程を教材にする人を決めて、各自の成果物を持ち寄って意見を出し合っています。ただ動く成果物を作るだけでなく、「プログラミング的思考」を身に付けられるような教材となるように工夫しています。


定例ミーティング以外では、授業前のリハーサルや、授業を行っています。
授業のリハーサルでは、社員の家族(子ども)にオンライン授業を受けてもらい、話す速度や理解度を確認しました。
使用したことのある授業ツールは、ScratchとRobo Blocksですが、今後レゴ(WeD2.0やSPIKEなど)や他のツールを使った授業を実施できるよう、メンバーが定期的に勉強会を実施しています。
